写真展の図録

FRIDAY SCREENらしい仕事、というのが見えたきっかけになった方。
写真家の高井潤さん。
そして、そのきっかけになった仕事が一冊の図録になりました。

高井さんは震災後の久之浜町の末続地区に通い、
末続に戻った人々を撮影し続けました。

ちなみに末続地区は福島第一原発から27kmのところにあります。
ここもまた、全住民が避難を余儀なくされた場所です。

何年も末続に通い写真を撮り続けた高井さんが
伊達市役所で写真展の準備をしているときに、
わたしたちは偶然出会いました。

そのあと、再度伊達市で写真展を開催することになり、
その際の、展示デザインと広報を担当することになります。

展示会場の中に、さらにパネルで空間を作り、
写真一枚一枚と対峙するようにしました。
展示を見てくれた方の言葉を借りるのなら、
そこに入った人がまるで末続に入ったような。

伊達市での展示のあと、この「末続 暮らしの写真展」は
パリ、南仏、ロンドンへと旅立ち、世界中の人の目に触れることになりました。

今でも、高井さんは末続に足を運んでいます。
本当なら写真を間近で見て欲しいですが。
高井さんのホームページからも垣間見れます。
図録も欲しい方は↑こちらへお問い合わせください。

 

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