「わたしが知らないコーヒーのはなし」のはなし

気がつけば4月。
コーヒーイベントまであと2週間となりました。
「わたしが知らないコーヒーのはなし」どんどん準備が進んでおります。

そもそもどうしてこのイベントを開催しようと思ったのか。
それは特設ページの冒頭に書いたのが全てです。

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わたしはコーヒーが好きです。

この味好きだな、とか、この食べ物にこのコーヒー合うな!とか。
そんな感想を持ってコーヒーを飲んでいます。

正直、コーヒーの詳しい知識はありません。
それでも、コーヒーが好きです。

おいしいコーヒーが飲みたい。
最高のロケーションでコーヒーを楽しみたい。
コーヒーのはなしをもっと聞いてみたい。

「わたし」はこれを読んでいる「あなた」かもしれません。
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初めてブラックコーヒーを飲んだのは高校生のときです。
担任の先生がイタリア土産のコーヒーを飲ませてくれました。
それまで、おじさんが飲む苦い黒い液体だったものが
おいしい!と感じたのはこの時が初めてでした。

大学院のとき、同じ院生室にいた唯一の同級生は喫茶店の息子でした。
コーヒーが大好きで、コーヒーを淹れるのも振る舞うのも好きな子でした。
毎日のように院生室には後輩や別の学科の友達がコーヒーを飲みに来ていて
とてもにぎやかな部屋でした。

それから自分で気になるお店に行ってコーヒー豆を買ったり、
友達と一緒にカフェに行ってみたり、
コーヒー屋さんとたわいもない話をしてみたり。

でもわたしにはコーヒーの詳しい知識はありません。
ただの勉強嫌いなのかもしれないし、ただの食いしん坊なのかも。
それでも、コーヒーは好きだと思うのです。
そしてコーヒーと一緒に、その空間を楽しんだ思い出があるのです。

コーヒー屋さんがこだわって、真剣に淹れてくれた個性溢れるコーヒー。
そしてそれを、どこで誰とどんな気持ちで飲んだのか。
コーヒーのおいしさにはそれも重要なのではないかと思っています。

春の吾妻小富士を眺めながら飲むコーヒー。
タイミングがよければ、桃色と黄色の花が目の前に広がります。
お天気は祈るばかりですが、きっといい空間になるはずです。

https://friday-screen.com/coffeemeetingfukushima